虫が寄ってきにくい外壁とは?
2022年04月12日こんにちは!
奈良県橿原市に拠点を置く外壁塗装・屋根塗装専門店、㈱飛鳥美建です。
春ですね。
気温が上がって暖かくなってくると、なぜか自宅の外壁に虫が寄ってきているとお悩みの方、いらっしゃいませんか?
家の周りに虫がいると不快に感じる方も多いと思います。
奈良県では、ご自宅の近くに田んぼや山があって特に虫が多いと感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、どのような壁に虫が寄りつきやすいのか、その原因や対策をご紹介します。
原因
外壁塗装面に虫が付着する理由ははっきりと分かっていませんが、推測される原因をご紹介します。
1.塗料の臭い
虫には、食べ物やフェロモンを感知する種類が多く存在するため、臭いに敏感に反応します。
塗料に含まれるシンナーやトルエンは刺激臭を発生しているため、これを嗅ぎつけた虫が外壁に集まります。
2.紫外線
虫のなかには紫外線に反応するものがいます。
夜間に外灯や自販機に虫が集まってきているのを見たことがあると思います。
これは、その光が紫外線を放っているのが原因です。
紫外線の反射率は色によって異なります。
虫は、紫外線をよく反射する色に集まりやすく、あまり反射しない色には集まりにくい傾向にあります。
3.色
虫の種類によって色の見え方や認識は大きく異なります。
蛾を筆頭に紫外線を感知する虫が存在します。
蝶や蜂は花粉の色の黄色がよく見え、カブトムシなどは白を認識できる、といった具合です。
植物や花粉によくみられる、緑・黄色・オレンジ・クリーム色。
紫外線をよく反射するのは、白・黄色・青・紫色。
虫よけを重視されたい場合は、これらの色を選ぶのは避けた方が無難でしょう。
対策
1.紫外線反射率が低い色の塗料を採用
紫外線の反射率の高い白や、黄色・オレンジといった外壁色にすると虫が寄りつきやすくなる可能性が高いです。
外壁の色にこだわりがなく、虫対策を重要視される方であれば、紫外線反射率の低い黒・グレー・ブラウン・赤などの色を使用するといいでしょう。
しかし、黒は熱を吸収しやすく室内の温度が高くなりやすい傾向にあり汚れも目立ちやすい色です。そして、赤などは変色しやすい色といえます。
虫が寄りにくく、デメリットの少ない色となると、グレーやブラウンをお薦めします。
2.LEDライトの使用
一般的な蛍光灯は微量ではありますが、紫外線が発生しています。
虫が太陽と間違えて紫外線に反応して集まります。
一方LEDライトはほとんど紫外線を発生しないため、虫が集まりにくいといえます。
外壁の色にこだわりがあって白や黄色を選択したい方は、屋外に設置するライトには、LEDライトの採用を検討してみてはいかがでしょうか。
3.防虫塗料の使用
虫は飛んでいる時間より壁などに止まっている時間の方が長いという特徴を利用した防虫塗料があります。
虫除け成分(ピレスロイド系薬剤)配合により、塗装面に虫が止まることで(接触することで)、神経系に影響を与え(不快に感じて)、虫が寄りつきにくくなるものです。
虫対策として防虫塗料の使用は高い効果が期待できるため、塗装工事の前には業者に取り扱いできるか相談してみましょう。
まとめ
外壁塗装の際には、色の見た目に着目して配色を決める方が多いと思います。
虫対策のことを考えておらず、結果、虫の寄りやすい配色にしてしまうといった事もあるかもしれません。
しかし、今回ご紹介したLEDライトや防虫塗料の使用で、少しはお悩みが軽減されるかもしれません。
そして虫対策を重要視して色を決定したけれど、好きな色ではないので気に入らないとか、黒にしたけれど室内が暑くなりやすいなど、他の面で満足出来ないのであれば悲しいですよね。
外壁の色で防虫対策をする場合には、他の機能面とのバランスもよく考えるようにしましょう。
その際には専門知識を持った塗装業者に相談しましょう。
外壁塗装を検討されるタイミングや、外壁のメンテナンス時はもちろん、虫対策について気になった方。どうぞ、お気軽にご相談下さい!
飛鳥美建は、営業と職人がきっちりとタッグを組み、今までに経験した知識と技術をもとに、お客様にとって何が最善かをしっかり考えたご提案と施工をご提供させていただきます。
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