ベランダやバルコニーの防水対策は万全ですか?
2022年12月08日こんにちは!
奈良県橿原市に拠点を置く、外壁塗装・屋根塗装の専門店
株式会社飛鳥美建です。
12月。
大掃除の季節がやってきました。
ご自宅のベランダやバルコニーのお掃除や点検は定期的にされていますか?
そして、防水対策は万全ですか?
通常、ベランダには防水工事が施されています。
防水効果のある塗料を塗ったり、防水シートを敷いたりすることで、雨や紫外線から家を守っています。
施工直後であれば高い防水機能を保持しているため、家の内部に雨水が侵入することはありません。
しかし、長年、直射日光や雨風にさらされているベランダや屋上の防水層はダメージを受け続けています。
防水層の劣化は防水機能を失い建物の内部へ雨水が侵入しやすくなります。
今日はご自宅のバルコニーやベランダに こんな症状が出ていたら要注意!というお話をします。
1.剥がれ
ベランダ防水工事は、塗装もしくはシートでの防水処理をしていることが多いです。
塗料の場合、トップコート塗料が剥がれている状態。
シートの剥がれがみられる場合、表面のトップコートだけでなく、下地まで剥がれている可能性もあります。
下地が劣化している場合には、施工価格も高くなります。
どの状態かで施工方法や施工価格も異なるため劣化症状は施工業者に正確に確認してもらいましょう。
2.水がたまる
防水機能が低下したベランダは、水が溜まりやすくなり排水溝に水分をうまく流すことができません。
ベランダに水が溜まる原因としては、排水溝や排水口に枯葉やゴミが詰まって雨水が流れず、床面に溢れている場合が多いのでこまめな排水溝のお掃除をおすすめします。
また、通常、ベランダの床は雨水が溜まらないように排水口に向かってわずかな勾配が付けられていますが、勾配処理がされていなかったなどが考えられます。
床に水が溜まった状態を放置すると、劣化スピードを加速させる可能性があるので、専門業者に見てもらいましょう。
3.藻・カビ・コケの発生
ベランダやバルコニーの床に藻が発生していませんか?
ベランダ床面の、影になりやすく日当たりが悪い箇所は、カビやコケが発生することがあります。
黒ずんで見た目も悪く、カビの臭いが充満して衛生的にも良い状態ではないと言えるでしょう。
放置していると範囲を拡大していく恐れがあります。
4.雨漏り
ベランダの防水シートや塗料が劣化すると、ひび割れや防水層の隙間から水がしみて階下への雨漏りを引き起こすことがあります。
雨漏りは緊急性の高い症状です。
室内に雨水が侵入している状態が長く続けば、柱などの木材に腐敗が生じる場合もあります。
家の構造内部が水分で腐食してしまうほど劣化が進んでいる場合、大がかりな改修工事が必要となり、防水工事の何倍もの費用が発生する恐れがあります。
このように、ベランダやバルコニーの防水機能が低下した症状は様々です。
安全に住まいを守っていくために、今まで意識して確認されていなかった方はこの大掃除の時期にしっかりチェックすることをおすすめします。
そして劣化の症状に気が付いたら、専門業者に点検を依頼しましょう。
早期の発見と対処によって費用も最低限に抑える事が出来ます。
↑防水工事の様子
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